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栽培方法について

炭素循環農法

 炭素循環農法とは、文字通り、「炭素」の「循環」に注目した栽培方法です。農薬も肥料も使わない育て方です。肥料を使わないというのが大きなポイントだと考えます。

 自然の摂理を最大限に生かす為に、落ち葉、籾殻、木材チップ、竹チップ、竹の枯葉、キノコの廃菌床(オガクズ)などで土作りを進めています。

 「木を見て森を見ず」ではなく、作物一つをみるだけだなく、周りの環境全体をみるようにします。

肥料不使用

化学肥料・有機肥料を使用しません。

肥料の「肥」は肥満の「肥」です。

形や大きさばかりに こだわり肥料を与えると不健康な野菜になってしまいます。肥料を与えないことで、健康な野菜になり、虫や病気に負けません。

そのため農薬(殺虫剤や殺菌剤や除草剤)を使わなくても元気に育ちます。

また、肥料を与えることでと、硝酸態窒素(しょうさんたいちっそ)というものが野菜にできます。これは、発がん性物質で、体に悪く、食味を悪くする成分といわれています。

微生物を豊かに

たむ農園では、生かし(活かし)合う方法で畑作りをします。人を生かす(生きる)ために野菜を育てます。野菜を育てるのは、実は、土中の微生物なのです。人は、土中の微生物を育てる事で、野菜を収穫できるのです。微生物を育てるには、空気とエサが必要です。空気を与えるためには、水を取り除きます。エサは枯葉などの植物の死骸です。たむ農園では、水がよくはけるように水路をつくるとともに、水が溜まる層を植物に壊してもらいます。街路樹などの剪定枝を微生物のエサとして畑に施します。

農薬不使用

除草剤、殺虫剤、殺菌剤を使用しません。

これらは草や虫や菌(善玉菌、悪玉菌)を殺す薬です。

人間にも悪影響があるのではないかと考えています。

種取り

自家採種した種をつかって野菜をつくります。

その土地で育った野菜から採取した種を使用することで、

その土地に適応した野菜が育っていきます。

地方によって様々な菜っ葉が食べられていると思います。

猪之頭地区では「グンナイナ」という菜っ葉があります。

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